●江戸和本●士鑑用法 北条氏長 承応2年 工場 兵法 兵書 兵法雄鑑要旨 美本

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士鑑用法 【判型】大本1冊。収録順に縦272粍。 【作者】北条氏長(正房・安房守)作。 【年代等】正保3年5月作。承応2年5月、遠山信景跋・刊。刊行者不明。 【備考】分類「兵法」。兵書。北条流の祖、北条安房守氏長(1609―70)38歳の著作で、1646年(正保3)成稿、53年(承応2)刊行。氏長は甲州流小幡景憲(オバタカゲノリ)門下の逸材で3代将軍家光(いえみつ)の兵法師範として、45年『兵法雄鑑』52巻を完成し、献上している。本書はこれを簡約し、一般士人向きに編成したもので、治内・知外・応変の3綱各10か条、計30か条、それに城取の1編からなり、同流の講義用テキストとして使用され、普及した(コトバンク)。高橋禎雄「近世兵書における「道」解釈の転換─『士鑑用法』を申心として─」によれば、『士鑑用法』は「治内」「知外」「応変」の3部から構成され、本書全体を特徴付けるのは「方円」と「神心」の2つの概念である。個人レベルでは「方円」は身体に相当し、「神心」は内面に宿るとされ、国家レベルでは「方円」は城、「神心」は城主に当たるとされ、また天下にあっては国土が「方円」、君主が「神心」に相当するという、言わば同心円状に展開する構造である。この点が氏長の独創の一つである。この『士鑑用法』の主要概念の関連性について整理すると、兵法の本質は国家護持の作法で、具体的には「治内」とされる。「治内」の要は「方円」と「神心」であり、「方円」とは、身体から国家へと同心円的に適応させることが可能な概念であり、それを掌るのが「神心」である。かかる連続性を顕著に示す点て朱子学的発想を基底としていることが看取される。要約すれば、国家護持の作法をもって国内統治を行うために、「方円」「神心」を軸にして情況理解を行い、戦時・平時の両方に臨むということである。 ★原装・題簽欠・美本。記名なし・蔵書印あり。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、25,000 円~73,440円(虫損補修)】。

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